こまめなリフォームで中古住宅でも長く住まう事が可能です

私の実家は父親が40年程前に中古住宅で購入したものです。購入時には前の住民が8年ほど住んでおり、すでに築50年近くを経過した戸建てです。
この実家は、私達の成長に合わせて生活パターンの変化に応じて住み易くするための色々なリフォームの他、屋根や外壁塗装などのメンテの為のリフォームなど、5年毎に住宅に手を加えていました。
私達子供が独立して以降も、両親が終の棲家とする為に、耐震補強を行い、2度目の外壁塗装も行っていました。
父が他界し、一人暮らしの母が足腰が弱って来た時、段差の改善や各所に手すりを付けたり、可能な限りのバリアフリー化のリフォームを私が業者にお願いして実施しました。
中古住宅で購入した実家は、リフォームで手を咥え続ける事で、その時々に最適な様に少しづつ姿を変えながら、快適な生活を支えて来てくれました。
母は超高齢となり、一人での生活が困難になり介護施設に入居し、そんな実家も今では誰も住んでいません。月に1,2度実家を訪れて空気の入れ替えなどを行い、メンテが必要な箇所が生じていないかもチェックしています。
母に万が一の事があった時、この実家も処分する時が来るのでしょうが、誰も住んでいない実家をまじまじと眺めては、こまめに三重県、工務店でリフォームを行えば、中古住宅で購入した住居も、こんなに快適に長く住まう事が出来るのだと、改めて痛感しています。

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